社会人向け(IT・マネージメント系)

デスマーチ

業界人であれば言葉だけでも聞いたことがあるでしょう。
どのようにしてソフトウェア開発プロジェクトは「死の行進」へと変貌してゆくのか・・・。
なるほど納得、恐るべしな実証記録がここにあります。

デッドライン

トム デマルコが語る『プロジェクト管理のヒント集』ともいうべき本。
主人公トムキンスがリストラの対象となり憂き目に会うのだが、さらにその場で誘拐され、どこかの小国へ秘密裏に連れてゆかれるところからはじまるセンセーショナルな小説。
ソフトウェア開発プロジェクトで垣間見ることができる様々な問題を、トムキンスとその仲間を軸に展開してゆくストーリー上で表現している、非常に面白い本です。
私は、この本の一節である「どれだけプレッシャーを与えても、人の思考は速くならない」という言葉に涙があふれそうになりました。。。

孫子に学ぶ
プロジェクト管理

私が書いた本です。 ^^;)
手前みそですが、プロジェクトが失敗に陥る真因を垣間見ることができる一冊だと思っております。
人生に役立つ『中国古典』を引いていますので、人生訓としてもお読みいただけるのではないかと自分では思っていたりします。

見える化

「見える化」の本は数あれど、遠藤氏の著したこの本を読まずしてなにを語るのか?と、言える一冊です。
きっと、「“何のために見える化”するのか?」「“見える化するとどう”なるのか?」といった疑問に答えてくれることでしょう。
BIを推進するときに『見える化』の話しはよくしましたが、当時にこの本と出会えていなかったことが後悔の念です。。。

UMLによるJava
オブジェクト設計

この本を読まずして「Java OO(オブジェクト指向)プログラマ」と語ることなかれ!
UML嫌いなピーター コードですが、この本ではデザインでUMLライクな表現を用いており、読者にわかりやすく伝えようと試みております。
氏の文言は簡潔明快で、チェックリストにもなる『適用のパターン』を原則として記述されているのも技術者にはありがたい話です。
世にJavaオブジェクト指向プログラミング関連書籍は多くあれど、いまだこの本以外に良書と出合っておりません。


社会人向け(カウンセリング・モチベーション コントロール系)

行動分析学入門

「人の行動には理由がある」そう語れるだけの要素がぎっしりと詰まっています。
心理学のひとつである『行動分析学』。その科学的なアプローチで“人の行動をコントロールする面白さ”は秀逸です!(「行動分析学は“死人にはできないことを科学する学問”である」というフレーズもお気に入りです)
私も実践している人間行動学。最近では「行動経済学」などという言葉も聞きますね。
是非、お読みいただきたい一冊です。(余談ですが、この本で、とある出会いがありました (^^) )

真実の瞬間

経営者だけでなく、上層部、果ては入社2〜3年目くらいの方にまでお読みいただきたく思う一冊です。
ビジネス誌でも『現場力』などという言葉が出てきますが、これは、その現場力を「スタッフの判断を信じることこそ最高のサービスを提供できる仕組みなのである」というメッセージを踏まえ、語っている書籍です。
感動の提供という話ではディズニーのケースがよく知られますが、精神論ではない現場の統制奮闘記をご覧いただき、自分の会社にフィードバックしていただければ、と、思う次第です。

カラスを盗め

鳥類では最優秀といわれるカラス。そのカラスを師匠として展開する、ある社会人の人間形成変革物語がテンポ良く記されています。
「あいつは何やってもうまくいくんだよなぁ〜」や「どうせ私は人並み以下だから・・・」などとつぶやいてしまう人は、一度ご覧あれ、です。
最近では当たり前になりつつある『物語調』で、サクサクっと読めるのもいいですよ。


社会人向け(計略・戦略戦術系)

兵法三十六計

「中国古典の中でも最高峰!」と、私が思う兵法書です。
時代は違えど、『人間学』を考察してきた中国人の計略は、本当にバランスよく考えられているなぁと思います。
臨機応変、縦横無尽な計略の前に、頭がこんがらがってくること必至。頭の体操にもお使いいただけます!

コーヒーと
サンドイッチの法則

タイトルからは想像つき難いのですが、『経営戦略のイ・ロ・ハ』をとても分かりやすく解説してくれている本です。
著者自身の体験談も織り交ぜながら軽いテイストで書かれており、サクサク読み進められる書物であります。
余談ですが、著者の竹内 正浩氏はとっても気さくな方です。一度講師にお招きしてみたい人ですね。 ;)


社会人向け(コンサルティング・マーケティング系)

コンサルタントの秘密

“気づきを与えるコンサルタント”として有名なワインバーグ氏の法則集。ご自身の話を中心とした、実体験から来る数々の法則を惜しみなく明かしてくれています。
前段にある‘とあるコンサルタントの依頼内容’の話は、当時コンサルであった私の頭に「ガツンッ」ときました。 (><)
他人伝いに聞いて、自分の考えと似ているゆえにずっと遠ざけていた氏の本ですが、もっと早く読んでおけばよかったと後悔しきりです。。。
『コンサルタント』と謳うならば、必ず読むべきな良書です。

なぜこの店で
買ってしまうのか

パコ アンダーヒル氏は‘購買行動分析の第一人者’であり、私が崇拝する方の一人です。
とにかく実地による検分を行う人で、“なぜこの商品だけ売れるのか?”や“なぜこの商品は売れないのか?”といったことを『人の行動を現地で観察して検証する』スタイルによりソリューションを提供する方です。
「ABC分析は取捨選択のツールではなく、プロモート戦略の再構築を促すツールなんだ!」と、思い知らされた一冊です。(カギカッコ内は持論であり、ABC分析は、やはり取捨選択用のツールです)
氏の本はいろいろ読んだのでこの本に書いてあったか定かでないですが、子供が真のターゲットであるにもかかわらず商品が上のほうに陳列されてあったり、孫を持つお年寄りが購入すると考えられ、事実そうである商品が最下段に配置されていたりと、マーケティング・マーチャンダイジングの原点を考えさせてくれる秀逸な一冊であります。
ぜひ、お読みください!!

コンシェルジュ

マンガではあるのですが、続巻も含め、この本は私が目指しているサービスの原点をうまく表現している、とっても素晴らしい本でございます。
人に感動を与えるディズニーもそうですが、「心に響く」というのはこういうものだと思います。
動きのあるマンガで魅せる究極のサービス。ぜひともご一読いただきたい良書です。

呻吟語

君主に仕えた呂 新吾が「上に天子をいただき、下に臣下をひかえる者の心構え」を説いた本です。
主に部長職クラスや中間管理職の方にお読みいただけますと、共感することしきりです。
上司や民心のために心身を費やすのではなく、“世のため、素晴らしい世界を作るため”に身を費やす生き様がつづられています。
基本的には『処世術』を記した本ですが、今も昔も中間管理職というのはストレスのたまるお仕事なのだと再確認させられる内容です。
西の『マキアヴェリ』、東の『呂 新吾』でしょうか。人類文化の歴史を垣間見ることで、自分の生き方を見直すきっかけになればと思う次第です。

君主論

君主に仕えたマキアヴェリの、悲壮な思いがつづられた書籍です。
経営層から中間管理職まで、およそ強大な力を持つ者の下についておられる方であれば、ぜひともお読みいただきたい一冊です。
「民衆は、およそ革命に抵抗するが、成し遂げれば英雄として称される」といった類の話も書かれており、愚公・愚民の振る舞いや、その結果生じる人々の反応など、一歩引いた目で記された内容には、ただただ脱帽するばかりです。。。
西には『君主論』、東に『呻吟語』と思っています。


社会人向け(アカウンティング・ファイナンス系)

アメリカの高校生が学ぶ
経済学

我々日本人は、とかく金融リテラシーが低いです。そんな私たちに一縷の望みというか、基本的なところを勉強させてもらえるチャンスをくれるのがこの一冊です。
冒頭の引用にある「高校卒業までに経済学の充実した教育を受けなければ・・・」の一節は、心の奥底に響きます。
この本を読んで、「子供たちに金銭教育をしよう!」と心に誓ったことを思い出します。

合格テキスト
日商簿記2級商業簿記
(よくわかる簿記シリーズ)

簿記の勉強をするならこれ!ほんっとうにわかりやすいです!!
「試験勉強用に」と購入したのですが、これほどわかりやすく書かれているとは、いやはやTACさん、恐るべし。
トレーニングも一緒に購入し、ぜひとも簿記の知識を学んでください。(上位企業への就職を目指すなら、3級は必須で、2級クラスは持っておきたいところです)

世界大不況への警告

クルーグマン教授のことは、いまとなって知らない人はいないでしょう。
HBRのコラムを読んで以来、氏の『歯に衣着せぬ物言い』が心地よくてたまりません。(笑)
あまりに氏の書籍を読み漁ったもので、どの本にどの言葉が書いてあったのか忘れてしまいましたが、とにかく歯切れのよい、指摘された側は苦虫をかみつぶした思いになること必至の“経済の本質教育本”です。
かくいう私も、氏の本を読むまでは「中国やインドに(ITの)仕事を持っていかれてしまう!」などとまわりにぶっておりました。(恥)
ある経済学者夫婦が述べた『ベビーシッター・クーポン券モデル』を題材に「小さなモデルを作れない者が、大きなモデルを語れるはずはない。」と喝破しているところは必見(必読?)です!
とまあ、強調箇所を2か所にしてしまうくらいのおすすめ経済学本、ぜひ、ぜひ、ご一読あれ。


ご家族向け(育児・教育系)

ウィルフきをつけて!

やんちゃ盛りのねずみの子供ウィルフが、お母さんの忠告を忘れてしまって「さあ、たいへん」
次から次へとお母さんに手間をかけさせてしまいます。
でも、そんなウィルフを、お母さんは大好きで、ウィルフだって、負けないくらいにお母さんが大好き! そして・・・

「びっくりプレゼント!」

お子様、とくにやんちゃな男の子をお持ちのお母様、お父様にお読みいただきたい一冊です!
うちも、、、リアルにこの状態。(笑) ほっこりした気持ちになる愛らしい絵本です。 (^^)

へんなの〜

ある男の子が、街中で変わった人を見かけました。そして、その人の後をついてゆくと・・・?
「人はみかけによらない」などといいますが、この絵本にはもう少し深い内容が示唆させれております。
子供に「あの人とかかわっちゃダメ!」と叱る(注意する?)前に、まずはお子様と一緒にお読みいただくことをおすすめしたい一冊です。

英語で算数

「算数だけでも大変なのに、英語まで?!」とか言わないで、まずは開いてみてください。
基本(中学生レベル)の英語力・・・というよりも知識があれば、十分に読めますので。 (^^)
やさしい問題に、とってもわかりやすい説明がなされていて、ほんっとうに楽しく『英語』と『算数』が学べるのです!
「英語なんてまだまだ・・・」とか言ってると、大きなチャンスを逃すことにもなりかねませんよ?・・・私のように。 (;;)


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